Drive To MY WORLD

考察と読書とランニングと。最近Proにしたよ。

スポンサーリンク

お笑いが僕らにもたらした影響

今日から自分の思ったことや、紹介したいことを記事にしたいと思います。

 

今日書きたいことは、「日本のお笑いが僕たちにどう影響したか」についてです。

 

世代によるコミュケーションの違い

今自分は大学生ですが、バイトやサークルや講演会などで様々な年齢の方と接する機会があります。

 

その中で気づいたことが、世代間によるコミュニケーション方法の違いです。

 

とりわけ若い世代、20代から30代の人間に見られるのが、「ボケ」や「ツッコミ」、「イジリ」などの日本独特のお笑い文化から影響を受けたコミュニケーションです。

 

しかし年齢が重なった方ほど、落ち着いた寡黙なコミュニケーションが多くなると感じます。

 

すくなくとも、年配の方には、ボケやツッコミを使用するコミュニケーションはあまり見受けられません。

 

このことに疑問を持った僕は、「芸人型コミュケーションが増えた原因」について調べてみました。

 

昔と今のお笑い芸人の地位

ある程度調べて結果わかったのは、お笑い芸人の地位の向上お笑い型コミュケーションが増えた大きな原因ということです。

 

今では、お笑い芸人は地位が高く、モテる職業になりますが、昔は一部の大物以外は見向きもされなかったそうです。

 

いまでは信じられない話ですね笑

 

それが、ある芸人たちの登場によって大きく変わっていきます。

 

「イジリ」のとんねるず

一つ目のグループとして僕が挙げるのは、とんねるずです。

ゴールデン☆ベスト とんねるず~THE WORLD OF TUNNELS EARLY BEST OF TUNNELS(SHM-CD)

 (二ホンノミカタなどでも有名なとんねるず。良い曲なので聞いてみてはいかがでしょう)

 

彼らが出る番組として挙げられるのは

「とんねるずのみなさんのおかげでした」

「めちゃイケ」

など有名なものばかりです。

 

最近すこし人気が落ち着いてきたといわれますが、それでもなお日本に知らない人がいないといえるほどのグループです。

 

彼らの芸風の特徴は「イジリ」です。

 

1980年代に登場したとんねるずは、体育会系の部活のノリを彷彿とさせるきついイジリを使用し、人々に絶大な人気を誇りました。

 

彼らがお笑い芸人の地位向上に寄与した点として考えられるのは、この「イジリ」という戦略的コミュニケーションをお笑い芸人以外に行ったことです。

 

イジリは

相手を不快にする恐れがある代わりに相手と対等以上の立場を演出できる、ハイリスクハイリターンのコミュニケーションです。

 

これを女優や文化人、アスリートなどに行うことで、とんねるず(⊂お笑い芸人)の地位向上に寄与しました。

 

「探究者」のダウンタウン

2つ目のグループはやはりダウンタウンでしょう。

 

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(祝)放送30年目突入記念 Blu-ray 初回限定永久保存版(24)(罰)絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時

(有名な絶対に笑ってはいけないシリーズです。年末にこたつでみるのはもはや恒例行事)

 

彼らが出演する番組は多数存在しますが、

「水曜日のダウンタウン」や年末の

「ガキ使」

などが特に有名です。

 

とんねるずに少し遅れて登場したダウンタウンは、現代のお笑いにおける「パイオニア」です。

 

ダウンタウンのボケとネタ作り担当である松本人志は、従来の笑いとまったく異なった笑いを独特のセンスで生み出してきました。

 

その例として挙げられるのは、

①従来のスピーディーで軽快なやり取りを繰り返す「8ビート漫才」を覆し、スローテンポでシニカルなボケや激しいツッコミを織り交ぜた漫才を創ったこと

お笑い芸人が主体のテレビ企画を多数プロデュースしたこと

「サムい」とか「逆ギレ」といった新語を僕らに浸透させたこと

などです。

 

どれだけ笑いを僕たちに浸透させたかということが分かりますね。

 

しかし、根本的にお笑い芸人の地位を向上させたのは、彼のお笑いに対する姿勢です。

遺書

彼が執筆した「遺書」は、200万部を超える大ヒットとなりました。

 

この作品では、彼の笑いに関する持論や、様々な人間への批判などが書いてあります。

 

見てみると分かりますが、彼の笑いへのこだわりは半端なものではなく、まさに探究者といえるほどのものです。

 

当時人気絶頂だった彼がこのような持論を語ることで、世間にお笑いをある種「高尚なもの」と認識させたのは間違いありません。

 

そのことが、お笑い芸人の地位向上に大きく役立ちました。

 

お笑い芸人の地位向上によって起こったこと

①芸人が人気になる

彼らの笑いに対する芸風や姿勢が、お笑い芸人の地位を向上させました。

 

その証拠として、いまでは、芸人が大女優と結婚したり、モデル付き合ったりすることは珍しくありませんし(最近では佐々木希とアンジャッシュ渡部が結婚しましたね)、バラエティ番組のひな壇を独占するのは、いつもお笑い芸人です。

②面白い人が人気になる

①の流れに押されて、一般的なコミュニティ内の、いわゆる「面白い人」が人気になります。

 

独特のセンスを持った人間、場の空気に敏感な人間が、人々を笑わせるだけでなく、コミュニティ内での上位の立ち位置を占めるようになります。

③普通の人が面白くなろうとする

②の結果、普通の人が面白くなろうと努力します。

 

コミュニティ内の居場所に関わるからです。

 

彼らは芸能人が持つ「イジリ」や「ボケ」「ツッコミ」などのテクニックを身に着けようと、必死にテレビのお笑い番組などをみるようになります。

流れが繰り返される

①→②→③→芸人がより注目を集める→①→②→…

 

が続きます。

 

その結果、昔に増して芸能人の地位は安定し、僕らも芸人型コミュニケーションを求められるようになります。

 

同質性が重要である学生の立場では、より芸人型コミュニケーションが重要になります。

 

もはや学生の一部では、こうしたコミュニケーションがスクールカーストの上位を守るために不可欠なものになっています。

 

すべてのコミュニティにこのようなコミュニケーションが求められるわけではないと思いますが、おそらく何らかの形であなたにも影響しています

 

これからも雑談や飲み会の場では、こういった芸人型コミュニケーションの重要性が増していくことでしょう。

 

僕としてはむしろ「空気を読む」などの同質性がある芸人型コミュニケーションより、人々の多様性を認めるコミュニケーションが増えてほしいところではあります。笑

 

この「芸人型コミュニケーション」に様々な問題点があるのも事実ですし。

 

あなたはこの「芸人型コミュニケーション」についてどうお考えですか?